物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

『ピッピのくつした』できました。

お待たせしました。『ピッピのくつした』コロナ自粛応援号part2(ねこ特集)を発行しました。印刷&製本はメンバーの手作業です。町田市の図書館や文学館、市民フォーラムで配布してますので、ほしいかたはカウンターに声かけてみてください。ピッピの活動日にも配布します。
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こんな感じです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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次の活動日は6月25日(金)です。
10時から(まだお茶持参でお願いします)お茶会、13時半から読書会です。課題本はアガサ・クリスティー『春にして君を離れ』です。
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短編「父の願い」

抒情文芸夏号に短編「父の願い」を載せていただきました。有り難いです。
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内容はかなりそのままの私小説とも言えますが、やはりフィクションです。現実は異常すぎるので、つい普通の話にしてしまうのですよね。本当は逆だといいのだろうなぁ…

父の相続問題がなかなか片付きません。早くスッキリしたいですが、お金のことだけでなく、精神的なことや家族の問題など精算しないと片付かないのかなと思い始めています。
就職したての娘には「お母さん、そんなことをしている場合かな。やるべきことは何?」と言われました。いい加減もっと真面目に小説に取り組まなければ…。
子どもたちの手が離れ、人生の変わり目なのかなぁというか、変わらないといけないのかな。

ここのところ東田直樹さんのエッセイや往復書簡など片っ端から読んできました。なぜかフィットし、共感します。何なんでしょうね?

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とりあえず、次回の小説は自分とできるだけ離れたものを書いてみようと思います。まだ何も考えてないけど😓

今月の読書会は大丈夫そう(^o^)/

アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』6月25日(金)の読書会はなんとか開催できそうです。お茶は持参していただきますが、午前中のお茶会もありです。
参加者の皆さん、学校や保育施設、病院や介護施設勤務の人が多いのですよね。安全第一。換気は目一杯心がけていきたいと思います。

読書案内「ピッピのくつした」もただいま作成中です。今までのところ編集会議も毎回公園で短時間で済ませています。
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先日は鴨さんカップルも駆けつけてくれました。
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印刷は18日の予定なので25日の参加者にはお渡しできるかと思います。
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予定変更

連絡がまた遅くなってしまい、すみません。
5月の読書会&お茶会はやはり中止となりました。施設が5月いっぱい閉まるそうなのです。

アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』は6月25日(金)の読書会でとりあげます。
その後の予定を一応お知らせしておくと、7月30日中上健次『岬』、8月レム『ソラリス』です。まだ変更の可能性ありますね😓

ピッピのくつした次号の編集会議もそろそろ始めましたがこの状況ですので、公園でできるだけ回数も減らす予定です。
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推し、燃ゆ 読書会

今月の読書会の宣伝を忘れてました。
報告だけになり、すみません💦

昨日の読書会、芥川賞をとったばかりの宇佐見りんさん『推し、燃ゆ』をとりあげました。息子と同じくらいの年齢の作家さんなので自然親しみを感じてしまいますが、前日に再読し、すごい才能だなぁとため息。というか再読なのにワクワクしながら読みました。

小説に、推しは背骨、とありました。それくらい女子高生の主人公が生きていく支えになっている。それが現代の病みたいな見方もあるかもしれませんが…そうなのか?

読書会では、つい参加者の方々の推し体験などもお聞きし、推しという言葉はなくともそれぞれの年代に特徴的な推しってあったのだと確認しました。
考えてみたら自分にも当然経験があり、最近は父が亡くなった後のあれこれでかなりストレスフルだったので、無意識によく推しの曲をスマホで聴いていました😅
…それはそれ。

大人になってひとりで立つことはもちろん必要だけれど、支えを見つけることは、思春期や青年期、それに限らず人生の難所を上手に突破するコツでもあるのかなと。

その難所にいるしんどさというのは私も何度か経験していますが、ひとつの辛さは、コミュニケーション不全かもしれないなぁ…。鬱の時なんて、客観的に考えたら何の問題もないのに、自分にとってだけ、人との普通のやりとりがしんどいのですよね。まったく楽しいという感情を忘れてしまってますからね。

そう考えると、小説の中で印象的だったこと。主人公あかりが、親や教師やバイト先の大人たちとはうまくコミュニケーションできていないし、学校のクラスという大集団では浮いていても、友だちはいるしSNSではむしろ巧みにコミュニケーションできているということです。そこには同一人物とは思えないほどの齟齬があるのですが、たぶん、そこがすごくリアルなのですよね。

これ、何だろうと考えていて、最近読んだ東田直樹さんの『自閉症のぼくが跳びはねる理由』というエッセイを思い出しました。身体のコントロールが利かない、人の話をきちんと聞くことかできないし、思ったことを話せない。思ったことと逆のことを言ってしまうこともあると書かれていて、ちょっと興味を持ちました。
そういうことって、自閉症鬱病じゃなくとも、誰にも多少はあるのではないかと思うのです。人によって見ているところは違うし、関心を持つ場所も違うし、生きている次元が違うし、当然コミュニケーション法も違ってきます。

個人的に、もう少し考えてみたいテーマです。

忘れないうちに。来月の読書会は、5月28日(金)アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』です。13時半から、町田市民フォーラム3階多目的室です。午前中、お茶会もあります。…という今のところの予定です。

緊急事態宣言が出るみたいですので気をつけないと😔今日は1人で、外でサンドイッチを食べました。
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次の読書会は『華氏451』です。

コロナ禍のせいでしょうか、最近プチ鬱のような気配。
父が亡くなったり、色々な喪失や変化や悪化(仕事の条件)が重なっていることも影響しているような気がします。いや、それもすべてコロナと関係があるとも言えますかね😥
初っぱなから気分を落としてもあれですが、次の読書会テーマはレイ・ブラッドベリ華氏451度』になります。3月26日(金)13時半から、いつもの町田市民フォーラム多目的室にて。
まだお茶は出せませんが、各自お茶持参のお茶会も10時からあります。
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今日はカフェで読書してから仕事に以降と早めに家を出たのに財布を忘れていた😖
スタバのポイントを使えることに気づいてこんなものを頼んでしまいました。体重オーバーなのに…。
あ、そうそう、抒情文芸の春号に拙作『コロナ世界』を載せていただきました。ありがたや😌
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今読書会、2月26日三島由紀夫『金閣寺』

先月の読書会、遠野遥『破局』の宣伝も報告もしていませんが、今月の読書会も迫っているので先にお知らせします。
2月26日(金)の読書会はいつもどおり13時半から町田市民フォーラム多目的室にて行います。テーマは三島由紀夫金閣寺』です。
午前中は、お茶持参お茶会もあります。
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中学生のときに最初に読んで、その後も何度か読んだのかな手持ちの文庫は買い換えた平成元年刷りでした。でも、だいぶ古いわ😥

実は、先月末に父が他界しました。余命宣告をされていたとは言え、80代にはまったく見えない元気さだったので、気持ちがついていけません。痛みも苦しみもなかったのは良かったけど、本人も「え、なんで?」と最後まで思っていたのではないかな。肝硬変というのはそういうものなのかな…?
何を読んでも父のことを思い出してしまうのですが、今『金閣寺』を再読していて色々な意味で驚かされます。