物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

グループをどう続けていくか

私達のグループは、もともと1人目の子どもを公園で遊ばせていたときに知り合った仲間が核になっています。当時、公園で知り合った人というのはだいたい退職と転居と出産をほぼ同時期に経験していました。あまりの生活の変化に戸惑いつつ新しい生活を模索していたので、そのへんの話になると盛り上がりました。

だから、主婦がどうやって自分らしく生きていけばいいのか、みたいなことを考えるところからスタートしているグループなんです。今思うと、あの頃は若かった。それぞれの考え方の幅も大きかったし、議論が白熱しすぎたことも。

ただ、もう15年以上続いているので、みんな歳をとっただけでなくメンバーも入れ替わりました。最初からいる人はほとんどいません。

やはり、子どもが小さい時期に引っ越す人は多かったので初期の変動は激しかった。あと、復帰した仕事が忙しくなってしまった結果として参加できなくなる人はもっと多かった。公民館の援助システムを使って枠を広げようとしていた時代には、活動が1年更新でしたのでメンバーも自動的に入れ替わったということもありました。

この公民館のシステム、初めて参加する人にはグッドだけれど、不特定多数の人が参加してくるので、グループとしては常に揺さぶられるし、トラブルの対応に追われてしまうという感触でした。運営に割かれた労力ははかりしれないものがあります。まあ、そこで社会性を獲得していったのだろうし、色々なノウハウを発見もしたし、個々のメンバーも鍛えられたのだと思います。

…のはずなんですけれど、最近はメンバーののモチベーションを保つのが至難の業です。どうしたのでしょう。今、メンバーの変動はほとんどなく落ち着いているのですが、主要メンバーの年代がそろそろ更年期ということが問題なのでしょうか。

なんだろう、更年期ってそんなに心身ともに能力が低下するものなのかな? 低下している私から見ても、そうとうひどいですよ。で、仮にそうだとして、そのままにしていていいの?

私もそろそろ更年期らしく、肩が痛いとか、微妙に疲れるとか自覚はあります。その原因としては、血行が悪くなっているせいだなと実感する。対策としては、ほぼ体をこまめに動かすことだけだと私は思っていいますよ(難しいけれど…)。

頭も同じで、使わないとどんどん回転が悪くなる。放置すると将来まずいことになりそうな気がしますよ。よく、更年期にどういう生活をしていたかによって先の生活が大きく変わる、と言われますが、それはいかにもありそうですよね。

グループも活性化させないと今後、まずいことになりそうな予感があります。活動を単純化したり、役割を固定化したりすると、血の循環が悪くなって問題が出てきそうな気がしますからね。

皆さん、いかがでしょう? 何か良いアイデアがありましたら、お願いします。