物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

小学校でのワークショップ

先週の金曜日、文学館のかたと一緒に市内の南四小で「物語に入っちゃおう」の演劇ワークショップをしてきました。1年生の3クラスで同じ内容を考えていました。

事前に担任の先生かたにクラスの様子を聞くと、ちょろちょろしてしまう子が少しいますね、という話だったのです。ところが、クラスのカラーは全然違っていて、その幅の広さに驚いてしまいました(笑。

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でも、当たり前ですね。色々な個性、背景を持った子供がいるということが公立学校の特徴であり、良さだと思います。その中で学ぶことは大人が思っている以上に大きいのだろうと想像します。こういったワークショップからも、大人とはくらべものにならない刺激を受けているのだろうなぁと子どもたちの表情を見ながら実感しました。

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情報化社会では似通ったデジタル情報ばかりがあふれていますから、小学校でのアナログな学びは人生の中で大事なことだろうと思います。

これから未来がどうなっていくのか想像がつかない時代、先が見えないことは子どもたちも漠然とした不安を抱えているのかもしれません。抽象的思考を可能とする前段階として雑多な情報を固まり(物語)で考えることができると良いのかも。こういった物語を理解する機会がもっと持てるといいのにね、と思いました。

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