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物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

詩について 20日(金)は居酒屋で

このところ疲労がたまって、頭の中で同じことがぐるぐる回っています。

それでも、お天気だと考えも前に進むというもの。炎天下、これから徒歩で山を下りて米を買いに出かけようと思っていますしね…。

 

詩を真面目に書き始めたのは2年前です。小説を書こうと思ったのだけれど、小説だけではバランスがとれなくて、気がついたら詩を書いていました。これは、昔、言葉で表現するだけでは満足できず、絵を描いていたのと似ています。散文だけ書くというのは、なんだか極端な感じがするんです。

 

今、サークルのメンバーと編集している「ピッピのくつした」という冊子では、素人の色々な視点で本の紹介をしています。市民の皆さんの読書活動に、少しでも参考にしていただければと15年くらい前から作っています。

前号はメンバーの詩を2篇載せました。試みでメンバー相手に詩を書くワークシッョプ(?)をやってみて、そこで書かれた作品から選びました。今までにないカラーが出たのは良かったなぁと思います。長くつきあっているメンバーとのコミュニケーションも、散文の言葉だけだと限界があるんじゃないかな。

 

20日(金)の編集会議。夕方から居酒屋でフランス映画『アデル、ブルーは熱い色』についての座談会をする予定です。「ピッピのくつした」は女性について考えている冊子でもあるのでレズビアンのことにも触れても良いのですが、お酒の力も借りて、もう少し曖昧なところを話せるといいなぁ。

原題はLA VIE D’ADELE CHAPTRES 1 ET 2だから、アデルの生涯 第1章と第2章ということなんですね。アデルの人生はこれから色々に変化していく、その前段階ということなんでしょう。広く普遍的なこととして捉え、また、それぞれ独自の視点で探っていきましょう。

そうそう、映画のラストにアラン・ボスケという人の「なくていい」という詩が紹介されています。この人、よく知らないけれど、フランスの教科書に採用されているみたいですね。詩ってそうだなぁと思いました。

 

ゾウの鼻は

ピスタチオを拾い上げるためのもの

身を屈めなくていい

 

キリンの首は

お星さまを食べるため

飛ばなくていい

 

カメレオンの肌は

緑、青、紫、白

動物から身を隠すため

逃げなくていい

 

詩人の詩は

すべてを語るためのもの

数えきれないほどの事を

分からなくていい