物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

若葉とそよ風のハーモニー

今日は友人たちと町田市民ホールで開催された若そよのコンサートに行ってきました。町田市公民館などで行われている障がい者青年学級3つと、卒業した方々が立ち上げたとびたつ会合同の「第18回 若葉とそよ風のハーモニー」のコンサートです。

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近年予定が合わなかったので久しぶりだったせいかダイレクトに伝わってくるものを感じ、冷静に座っているのにちょっと苦労しました。色々な変化にも気づいたせいでもあります。

やまゆり園の事件がありましたからね…。本人活動といって、何でも自分たちで話し合って考えていく方々の活動ですから、当然そのことが話題になっているだろうと予想していましたが、学級生の生の言葉を聞くとショックが大きかったです。でも、それで気持ちのつかえが少しとれました。

第一部は恋愛をテーマにしたミュージカル、第2部は意見の発表とコンサートでした。本当にたくさんの出演者。舞台の上でも、色々な場面で仲間同士の自然な気遣いをされているのが客席からもわかり、あたたかな気持ちになりました。

障がいを持った方々が元気に明るく過ごしているのを見ると、幸せな気持ちになるものです。

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読書会のお知らせ

次の読書会は5月26日(金)、場所は町田市民フォーラム3階多目的室です。
10時からは、絵本「きみの行く道」ドクター・スース
13時半からは、私の小説「沼から戻る」でしたね。
午前もどなたかに朗読してもらいますし、午後は私がしますよ。
自分の小説の読書会というのを先日初めてやりましたが、なかなか緊張するものです。うーん、大丈夫かな(笑。
自分で冷静に読むのはなかなか難しいので、みなさんのご意見を聞くことに徹したいと思います。

この日は引き続き、流動的読書会もあります。
場所は町田市民文学館ことばらんど2階展示室にて、18時から19時半です。
作品はミランダ・ジュライの「水泳チーム」です。
これも朗読の後に読書会をしますので、気楽に参加してください。

読書会 繭

今週の金曜日は読書会が3つあります。

町田市民フォーラム3階多目的室で午前中(10時から正午)、午後(13時半~15時半)、町田市文学館で夜(18時~19時半)です。今回はすべて朗読付きですので、何も読んでこないで参加しても楽しめると思います。

詳しい内容については、今夜にアップしますね。

先日、草花を摘んでパソコンの横に飾っておいたら、ぶらーんと小さい青虫が2匹ほどぶらさがっているなぁ…と横目で見ていたのですが、気づいたら小さな繭になっていました。

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わかりますでしょうか。2つの茎の中央あたりに仲良くならんでくっついています。これはなんだろう? 小さいのでハバチかなと思っていたのですが、コナガかな?

熱海レトロ その2

熱海の2日目は、そのレトロなガラス窓があるという起雲閣へ。

1919年に別荘として建起雲閣は戦後旅館に変わり、2011年まで高級旅館として使用されていたそうです。作家たちにも愛され、太宰治が「人間失格」を執筆したのがこの旅館の別館(今はない)だったそうです。

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このあたりは昨日観た中山晋平記念館に似ています。

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これはローマ風浴室です。

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外には広い庭園が。

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今回は海辺の寛一お宮像には会いに行きませんでしたが、こんなところに可愛らしいこけしが展示されていました。あのポーズじゃないとだいぶ印象が違うものですね。

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熱海駅でレトロなカフェでコーヒーをいただき、帰路につきました。

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熱海レトロ その1

この春に子どもの受験が終わってホッとしたのもつかの間、自分に目を向けるとすっかりくたびれてしまっているというメンバーで、この週末、熱海に癒しの旅に出かけることになりました。

熱海というと、海に出て寛一お宮の像の前で記念写真、熱海城の方に上って場合によっては秘宝館なんていうのが若い頃の定番でしたが、私たちとしては今回そういうのもやめようと。熱海を通り越して来宮の駅で降りました。

徒歩10分くらいで着いたのが、時期外れの熱海梅園。梅は咲いていませんが、梅の実が青々となっています。このまま食べてはいけない実ですが、食べたくなる気持ちもなんとなくわかり、ちょうどいい塩梅の涼しさを感じます。

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これは、蝋梅(ロウバイ)の実。これはだいぶ趣が違います。ナウシカのオームみたい、と誰かが言っていました。見ていると微妙に動き出しそうですね。

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お天気でしたが、ちょうどよい日陰もあって、良い気持ちです。川辺には我が家の近隣でもよく見かけるフキやクレソンがありました。地続きの土地だということなのでしょうね。

梅園にはほとんど人がいなくてひっそりしています。せっかくなので、各々好きなところを散歩しながらスケッチでもしようということに。

私は普段、植物をスケッチすることが好きなのですが、この日はひっそりしたところにあった人工物が目につきました。梅園の右奥、韓国式庭園の中にあったものです。

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看板を読んでみたら、2000年、熱海で日韓首脳会談が熱海で行われ、翌日は梅園を散策されたのだとか。当時の森善朗首相と金大中大統領の名が彫られた友好平和碑です。そういうことがあったのですね。

更に奥に進むと、山本晋平記念館というのがありました。童謡「しゃぼん玉」「てるてる坊主」「兎のダンス」「黄金虫」や「ゴンドラの唄」など、今もよく知られる大正期の童謡を作曲したかたですね。黒いピアノと白いピアノが展示してありました。

古い建物の中に入ると外の景色も違って見えます。なんだか異界に来てしまったよう。

 

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「古いガラスなので、斜めから見るとゆらゆらしているのですよ。熱海市内でこういったガラス窓が見られるのは、起雲閣を含めてここと3カ所だけです」と記念館のかたが教えてくれました。

 

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「山本晋平さんは第二次大戦中に東京から熱海に移住されました。線路の向こうの来宮神社にあった建物を、そのままここに移設して記念館にしたのです。来宮神社には行かれました?」

私「あ、これから行ってみます」

ということで、梅園から来宮神社へ。

来宮神社には、国指定天然記念物になっているご神木「大楠」がありました。樹齢2千年を超えているそうです。パワースポットになっているそうで、癒しには最適ですね。1周すると寿命が1年延びるのだとか。

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熱海泊。夜景はこんな感じです。私が住んでいるところよりも明るいです。

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桑の実

庭木の剪定に苦労したことをブログに書いたら、友人が「大変だったね」とおいしいコーヒーをごちそうしてくれました。労力が報われるとちょっと元気になります。

話を聞いたら、そのかたも自宅敷地内の大木をどうしたものかと悩んでいるそうです。自分で下手に切ったら、木の下敷きになってしまうのではないかと。そうですね、もう若くないのだから、無理は禁物。

今朝、もう一度茂った桑の木のトンネルに入ってみたら、なぜか今年は桑の実がたくさんなっているです。その隣のカジイチゴはさっぱりなんですけどね。どうしてだろう?という疑問も、最近は異常気象が普通になっているので、すぐに消えてしまいます。

それよりも、黒ずんだ重そうな実が地面にいくつも散らばっているのを踏んでいることに気づきました。これは、このままにしておくと、さらにひどいことになりそう…。

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というわけで、急きょ熟した実をざるに収穫しました。きっと子どもが食べるでしょう。私はこれくらいを朝食のヨーグルトに入れていただきました。

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木の実

うちには庭なんて呼べる土地もないのに、ちょっと油断すると家の周囲がジャングルになってしまいます。土地がよほど肥えているのでしょうか。メイちゃんがトトロのところに行くトンネルをくぐるみたいに、どこか異界に迷い込んでしまいそうです。

疲れたなぁと、夕方久しぶりに早めに帰宅したのですが、暮れかかった日差しの中でジャングルの前に立ち、呆然としてしまいました。いやぁ、これは、もうダメですね。近所からく苦情がくるレベル。

疲れたついでに庭木の剪定をしようと決心。が、腕をずっと上に上げているって思ったより疲れるのですよね。特に茂った二箇所だけですが、目いっぱい刈りました。でも、枝を細かくして大きなゴミ袋4つに詰めたところでギブアップ。残り半分は後で詰めることに。明日、肩があがらなくなりそう…。

やれやれ、とまだこんもりしているトンネルの天井を見上げると、桑の実がこんなに。

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黒々しているのをひとつつまんでみました。うーん、私にはちょっとすっぱいかな。娘や息子は好きですけどね。

昔、子どもたちが小さい頃、近くの森の蜜柑の木から勝手にとってよく食べていました。真似をして口に入れたらすっぱいのなんのって。飲み込めませんでした。そんなところに残っている蜜柑はすっぱいのだけなんです。

よくこんなの食べるねと言ったら「あんまりすっぱいから体が熱くなるんだよね」「そう、あったかくなるんかだよね」などと、2人で真面目に答えていました。あれは冬のことでしたっけ。

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それよりも私は、自分のパソコンの横に草花を。癒されます…。

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