物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

ジョニーは戦場に行った

このところ忙しかったせいで、たまっていた洗濯をしたら雨…。ひとつ不備があるとあれこれ重なって、パソコンのネット環境がトラブっていて、このところなかなか記事が更新できません。今、時間がないので、読書会の報告は後で書きますね。

今年の夏は、ここ何年かの異常な猛暑に比べると過ごしやすいような気もしていましが、あれこれ仕事が重なりすぎて疲れもとれません。某肉体労働をしていますが、年齢的に限界でやめてしまった方の分をつい引き受けてしまったら、自分こそ年齢的限界だということを思い知らされました。

友人が「万葉の湯はいいよ~」と言っていたのを思い出し、ひとりで行ってみたりもしました。送迎バスもあって、確かに楽ちん。のんびりお風呂に浸かったら、これももちろんいい気持ち。寝不足だったもので、その後リラックスルームで仮眠をとろうと横になったまでは良かったのですが、つい、BSで流れていた映画にはまってしまいました。というか、止められなくなってしまいました。

『ジョニーは戦場に行った』という1971年につくられたアメリカ映画。1939年に出版された監督ドルトン・トランボによる原作小説は戦争のたびに絶版になったり復刊されたりしていたそうです。主人公の若者ジョニーは、両手両足と顔、感覚器官なども失ってしまいます。

日本では73年に公開されたようですが私はまだ子どもだったので当然観ていなかったのですが、中学で友人に強くすすめられて原作は読んでいます。昔に読んだ割にはあまりに衝撃が大きかったので記憶に鮮明です。当時、たぶん友人は映画も観て色々考えていたのでしょうが、私はどう理解してよいかわからず未消化のままでした。改めて映画を観ながあれこれ考えつつ、当時の自分の未熟さにも思い至りました。

疲れはあまりとれなかったような…。