物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

デイヴィッド・ホックニー版画展

デイヴィッド・ホックニー展に行ってきました。版画なので、もっと地味なものを想像しいましたが、やっぱりこの人は派手ですね。さすがだなぁ、すごいなぁと純粋に感動しました。プールの水を表現した一連の作品が面白くて、繰り返し観てしまいました。

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先日の読書会でやったグリム童話の「ラプンツェル」もありました。モノクロの版画ですが、高い塔の窓から長い髪が下がっている絵は、不可思議ですね。

ホックニーは文学好きらしく、フローベールの「純な心」という小説に出てくる家政婦フェリシテと飼っているオウムを描いた作品群もありました。解説によると、ホックニーはこの小説のフェリシテに母親を重ねていたく感動したようです。

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早速、帰宅して、文庫『三つの物語』に収録されている「純な心」を読んでみました。フェリシテの一生の物語でした。