物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

「ソラリス」読書会

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ごめんなさい。なんと8月の読書会の告知も報告もしていませんでしたね😖びっくり。

8月20日、スタニスワム・レム「ソラリス」の読書会は部屋を借りてるギリギリの時間まで延長して語り合う濃い集いになりました。

理解を越えた惑星ソラリスの生命体と人類のやりとりの物語。コロナウイルスと重ねて読めてしまったからかもしれません。人類と言っても過去の歴史の積み重ね、更にソラリス内の基地に勤務するそれぞれの人物の考え方には幅があり、その幅が希望なのかなとも思いました。

主人公クリスは心理学者、他に物理学者、数学者、専門にする分野によっても世界の把握のしかたは違うのでしょうね。レムはそのへんも熟考し描き分けているように思いました。

今月に入って、ごくごく身近なところでも感染が増えてきて参加者皆さんの危機感も増しているところでした。私も含め、ワクチンを打つ順番が回ってきた人も多かったですね。

ソラリス」のことはまた今度ゆっくり書くかもしれません。