2015-01-01から1年間の記事一覧
もうすぐ7月。だんだん暑くなってきましたね。肉体労働の後はバテバテです。疲労回復には睡眠が一番と実感しますが、食べ物も大事なのかな。 今日は途中帰宅して、定期テスト中の息子とお昼ご飯。と言ってもご飯を炊くのが面倒で、パンでいいかなと。 この…
ハードそうだなぁと思って、なかなか足が向かなかったのですが、先週末、ずっと気になっていた映画を、夫と2人で観てきました。 ウクライナのミロスラヴ・スラボシュピツキー監督による『ザ・トライブ』。すごく良かったです。本当に、すごく良かった…。た…
山形のさくらんぼをいただきました。かわいらしくて、とってもおいしい。 私は子どもの頃、病弱で偏食でした。熱があると、何を食べてもすぐ気持ちが悪くなってしまうんです。そんな時に買ってもらったさくらんぼのなんとおいしかったこと。特に、果物は癖が…
昨年夏の終わりから悩まされている"耳鳴り&難聴”ですが、少し良くなったものの、肩こりとともにまだ続いています。集中力が阻害されるのと、やはり人の言葉がよく聞きとれないことがあります。すごく困っているわけではないのですが、困っていないわけでは…
昨夜は着物でビブリオバトルなる催しにピッピのメンバー数人とともに参加させていただきました。 なぜ着物?と思っていたのですが、良い意味での"遊び”という雰囲気を醸し出していました。 今まで中・高生ビブリオバトル観覧の経験しかなかったので、高校2…
映画というのは、観て一日たつと消化されてくるものなのかわかりませんが、最初の印象が強化されたり、ひっくり返されたりことが多いです。…というわけで『エレファント・ソング』を観て一日たってみると、昨日よりずっと強烈な印象です。決してアンハッピー…
シャルル・ビナメ監督、グザヴィエ・ドラン出演の『エレファント・ソング』を観てきました。 この映画はひとりで観に行こうと思っていけれど、なんだか色々なことが重なって、メンバーと予想外の大人数で観ることになりました。…でも、みなさんと一緒で良か…
母の入院のことで、ちょくちょく地元下町に帰っています。 先週は、田端駅前にある〈田端文士村記念館〉というところに行きました。高橋源一郎氏の「戦後文学の果ての果て」という、なんだか来の遠くなるようなタイトルの講演会があったのです。文学にどうや…
このところ、ロシアのタルコフスキー監督の映画が話題になっていました。 私はタルコフスキー映画では『ストーカー』が好きです。この世界には、厳重に封鎖されたものすごく危険であるらしい「ゾーン」という場所が出てくるのですが、何が危険なのかわからな…
29日金曜日の読書会は、イスラエルの作家エトガル・ケレットの「パイプ」(雑誌「早稲田文学」2014年冬号掲載)と夏目漱石「夢十夜」をとりあげました。 読書会では、午前と午後の2作品が関連していることで読み解けることが多いのですが、今回はあまり関係…
昨夜、急逝から3年ということで、ポエトリーラッパー不可思議/wonderboyのドキュメンタリー映画を観てきました。 アーティストとしての彼の姿を残しておきたいという制作者の思いや協力者の善意でできた映画。制作費は8万円だと聞いてびっくりしました。…
先週の金曜の夜に詩の朗読会が「詩の旅/詩の散策」というテーマで行われました。すぐ書こうと思っていたのに、ちょっと油断したら、あっというまに一週間過ぎてしまいそうです。ブログが滞りがちになっており、すみません。 朗読会の報告の前に、まず会場に…
昨日は母の整形外科の手術の立ち会いがあり、無事終わってホッとしました。 父と2人で何時間も談話室で待っているのがいたたまれなくて、マンガ「暗殺教室」最新刊(14巻です。更にパワーアップして、数学の問題など考えさせられました)と、ネラ・ラーセン…
昨日、夫と2人で、早稲田大学で行われた国際シンポジウム「漱石の現代性を語る―歿後100年、生誕150年ー」に参加してきました。午前から夕方6時までの長丁場でしたが、面白かった~。 午前中は漱石へのアプローチということで、ロシアの世紀末文学と…
次号「ピッピのくつした」の編集会議が始まります。編集委員じゃなくても面白そうだなぁと思ったら参加して下さいね。 次号はM編集長です。編集長よりお知らせ(↓)です。 座談会のお知らせです。 第18号はマンガ特集ということもあり、 冊子に載せるか否…
書き忘れていましたが、5月2日に、ビブリオバトルの普及委員をされている宮本さん(20代前半の大学院生の女性)と、ロシアで日本語教師をされている杉嶋さん(私たちと同年代の男性)にインタビューをしました。技術的なことをうかがうというより、色々楽…
リチャード・ブローティガンの『アメリカの鱒釣り』を読み始めて、あれっ、このエピソードは知っていると思いました。たぶん、大昔、読んだことがあったのでしょう。たぶん、村上春樹の本を読んでいてブローティガンの名前に行き当たったのだと思いますが、…
映画『マミー』は時間がたつほどに良い映画だという気がしてきました。 パンフレットによると、若いドラン監督は、見当違いなことを口走ってしまわないように自分が十分知り尽くしていることを語るのだと言っています。そして、自分がもっとも愛するテーマは…
夫と2人でカナダのグザヴィエ・ドラン監督の映画『マミー』を観てきました。映画館はすごく混んでいて、もはやメジャー映画なんだなと思いました。以前の作品に比べてそんなにわかりやすい作品ではないように思いましたけどね。 物語には、あれこれ問題を起…
今日は早朝から家の雑用に終われているうちに、昼近くなってしまいました。最低限必要なことしかしていないというのに、家事は侮れません。簡単に昼食をとって自分の仕事にでかけよう…と思いついたのがお好み焼き。 広島に旅してお好み焼きを食べて以来、東…
最初にお知らせ。 次号「ピッピのくつした」は7月発行の予定です。図書館まつりでビブリオバトルの司会をして下さった宮本さんにお話をうかがいたいという案がありましたが、さっそく来月2日の午後2時からと決まりました。 次号はマンガ特集ですね。 マン…
今日は公民館(生涯学習センター)で利用者交流会があり、ピッピのメンバー何人かと一緒に参加してきました。 最初は基調講演として「公民館はカルチャーセンターか? ~いま問い直す、公民館の公共性~」という、君津市の布施利之氏のタイトでシャープなお…
今まで、私が最初に出会った現代文学は、高校入学頃に読んだ、村上春樹の『風の歌を聴け』と『1974年のピンボール』だと思っていました。または、中学生時代にはまって当時出版されていたものはほとんど読んだ安部公房の小説だとも言えます。中学生の私は、…
50を過ぎて、病院に行く回数が激増しています。これまで病院恐怖で極端に避けていたのですけれども、そうも言っていられません。 今気になっているのは、少し改善されていた耳鳴り&難聴がこのところの飛行機の爆音のせいで悪化していること。機械音がダメ…
読書会の初体験は、18年ほど前に公民館で行われた参加者100人ほどの文学講座と、その講師に誘われて参加した有志の読書会だったと思います。 いや、待てよ…大学時代(貧乏で二部に通っていた一年生のときだけですが)に文学研究会で読書会と自作の合評会とい…
昨日の午後の読書会はマーガレット・アトウッドの『侍女の物語』をとりあげました。 これは最初に出た新潮社版。フレッド・マルセリーノによる美しい装画(高い塀の内側、赤いふわふわした服と白い羽根のような帽子をかぶった女性たちがお行儀よくしている)…
午前中の読書会は、絵本『綱渡りの男』について。 まず、初見で朗読したHさんが最初はのんびり優しく読んでいたのが、だんだん緊迫していくのが面白かった。絵本の物語と、読み手が物語を理解する物語がずれているところに、別の味わいが生まれるのですよね…
4月17日(金)10時から12時は〈子どもの本の読書会〉です。かつてあった貿易センタービルで綱渡りした実話をもとにした『綱渡りの男』という絵本について話します。今までの絵本とはちょっと違うので、どんな話が出るのか楽しみです。 13時半から1…
「抒情文芸」の投稿締め切りが迫ってお尻に火がつきまして、広島に行く前に書き殴ってあった小説をなんとか完結させようと今日は朝から一日作業していました。今回は二十歳のひきこもりの青年が主人公なんです。 それでなんとなく、J・M・クッツェーの「青…
総会が終わっての昼食会が始まったところです。 皆さん打ち合わせしたわけじゃないのに、料理はかぶらず、びっくりしたのは豚汁まであったこと。温めていただきました。 色々なものを食べておなかが満たされてかから、ぼちぼちロレンスの『チャタレイ夫人の…